接客心理検定は、検定事務局が主催する接客心理の知識と技術に関する検定試験です。
販売職、営業職、学生等を中心に、受験を目指される方は増加しています。近年、お客様心理や交渉学への関心が高まっていることもあり、その手法を取り入れた接客も今後ますますニーズの高まりが予想されています。
検定試験は、接客するために必要な「商品・サービスの商品属性研究」「ニーズの創造」、スムーズな接客を目標とする「情報とコミュニケーション論」、心理面からのアプローチに必要な「接客コミュニケーション論」、交渉に必要な「Win-Win関係構築法」等の分野から出題され、接客心理の概念をトータルに習得できる内容となっています。
1級、2級、3級があり2級までは受験資格に制限がなく、どなたでも受験可能です。
特に3級は在宅試験で、どなたでもどこにお住まいでも受験しやすい検定です。
級 | 3級 | 2級 | 1級 |
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試験方法 | 筆記試験(マークシート) | 筆記試験 (マークシート+記述式) |
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試験時間 | 70分 | 90分 (筆記60分+実技30分) |
80分 (筆記60分+実技20分) |
内容: 全級共通 |
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レベル | 接客心理の概要が理解できる | 関連業界のセカンドライセンスとして活用できる | プロとして活躍できる 接客指導者として活躍できる |
職務レベル | 接客・営業担当者 | 主任 | マネージャー・責任者 |
称号 | アシスタント接客技能士 | 接客技能士 | マスター接客技能士 |
受験地 | 在宅 | 筆記(在宅)、実技(東京・大阪) | 東京 |
実施時期 | 毎年 3月・7月・12月 | 毎年 7月・12月 | 毎年 3月 |
受験資格 | 制限なし | 制限なし
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2級合格 |
検定料 | 4,500円
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7,000円
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10,000円 |
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自宅で受験できるシステムで、試験前日までに主催事務局から試験問題等が送付されます。実技試験はありません。受験後、期日までに接客心理検定事務局へ解答用紙を返送いただきます。合格者には「アシスタント接客技能士」の称号が付与されます。
「接客心理検定対策テキストBasic」をよく読み巻末の練習問題に取り組みましょう!
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筆記試験は在宅、実技試験は会場で行われます。実技試験では試験官から「商品オーダー」(例:この手帳を販売してください)が発表され、「商品オーダー」どおりに、お客様役のモデルに接客販売をします。評価項目は、コミュニケーション関連(表情・姿勢・言葉使い)、接客スキル関連(商品属性・伝達手法・お客様の理解度・商品オーダーとの合致)です。筆記・実技とも各科目不合格時に次回検定までの免除システムがあります。合格者には「接客技能士」の称号が付与されます。
「接客心理検定対策テキストbasic」「接客心理検定対策テキストAdvance」の内容を充分に把握しましょう。商品オーダー通りに接客を行うことが重要です。練習を重ねましょう!
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筆記試験と実技試験が同日に行われます。実技試験では、試験官をお客様と見立て、商品のニーズを引き出しそのニーズにあわせた提案を行います。評価項目は前述の2級評価項目に加え、ニーズの創造技術の習得度やコミュニケーションのとり方も審査します。2級以上の高度な仕上がりが要求されます。合格者には「マスター接客技能士」の称号が付与されます。
「接客心理検定対策テキストbasic」「接客心理検定対策テキストAdvance」「接客心理検定 1級対策(仮)」を熟読し完璧に頭に入れましょう。積極的な自主トレーニングを行いましょう。